
田七人参の働き 筋肉の糖代謝との関係
厚生労働省の「平成24年国民健康・栄養調査」によると高血糖者数は約2,050万人であると報告されています。高血糖とは、血液中に糖が過剰にある状態で、血管損傷を引き起こし、様々な疾病に進行します。
近年増え続けている高血糖者への課題解決が、社会的に急務とされています。
そこで、私たちが注目したのが、“筋肉の糖代謝機能”です。
ここで、長年の研究の上、見つけ出した田七人参の働きについてご紹介いたします。

田七人参とは? 人参の働きを左右するサポニン成分
田七は雲南省や広西省の限られた地域に生育し、苗(ミャオ)族などの民族薬として古くから用いられてきました。ベトナム戦争時には止血薬として使用しても使用され、現在では肝障害治療の伝統薬として著名な片仔廣(へんしこう)の主成分であることも影響し、欧米や日本でも使用されるようになりました。
ご存知でしたか?みなさんが一般的に野菜として食べている人参はセリ科、薬草として用いられている人参はウコギ科と、植物分類学上異なる植物なのです。
薬草人参については、一般的に朝鮮人参がよく知られており、高麗人参と言ったり、単に人参と呼ばれています。
この他に、田七人参や竹節人参、西洋人参、ベトナム人参などがあげられ、これらは有効成分とされるサポニン成分の違いによって、効果効能が異なっています。
