人参に含まれる「サポニン成分」

薬草人参の有効成分はサポニンです。
サポニン成分は、ほとんどの植物が保有していますが、
人参における含有量は群を抜いており、また種類も豊富です!

人参に含まれる「サポニン成分」

サポニン成分による人参の効能の違い

サポニン成分の中でも、人参に含まれるサポニンはジンセノサイドと呼ばれ、これまでに200種類以上のジンセノサイドが報告されています。田七人参や朝鮮人参、竹節人参、西洋人参など、人参には様々な種類がありますが、それぞれが持つジンセノサイドは異なっており、その含有成分の種類や含有量によって、効果・効能が異なってきます。

サポニン成分による人参の効能の違い

サポニン成分の分類

ジンセノサイドは含まれるアグリコンのタイプによって4つに分けられます。
さらに、これらは11成分に分かれ、各分類群は成分組成の違いにより、ダマラン系(protopanaxadiol系、protopanaxatriol系、ocotillol系)サポニンを主成分とするグループ、オレアノール酸系サポニンを主成分とするグループに大きく分けることができます。さらに、クロマトグラムおよび成分組成・含量の比較から、各分類群が特徴的なパターンを示すことがわかっています。

それぞれの成分をHPLC法によって定量すると、
分類群によってジンセノサイドの成分組成と含量が大きく異なることがわかりました。

サポニン成分の分類

田七人参に含まれるサポニン成分

サポニン 作 用
ginsenosides Rb1 中枢神経抑制作用、鎮痛作用、精神安定作用、催眠作用、解熱作用、血清蛋白質合成促進作用
中性脂肪分解抑制および合成促進作用(インシュリン類似作用)、コレステロール生合成促進作用、
プラスミン活性化作用、RNA合成促進作用、副腎皮質ホルモン分泌促進作用、神経突起伸展作用、
記憶学習機能改善作用、抗糖尿病作用、虚血海馬保護作用
ginsenosides Rd 副腎皮質ホルモン分泌促進作用、腎臓保護作用
ginsenosides Rg1 中枢抑制、精神安定、鎮咳、抗ストレス胃潰瘍、腸管内輸送作用、抗コリン、解熱、毛細血管通過亢進作用、中枢神経抑制作用、DNA、RNA合成促進作用、プラスミン活性化作用、副腎皮質ホルモン分泌促進作用、肝保護作用など