西洋人参の働き

西洋人参は、古くから北米先住民がその根と葉を薬草として用いており、現在、漢方でも滋養強壮に優れた生薬として広く処方されています。
朝鮮人参の薬性が温性なのに対し、西洋人参は涼性で、体は元気にしながら中枢神経を抑制・沈静化させる働きをします。朝鮮人参に比べて作用は小さいものの、使用後のほてり感もなく穏やかに体を潤すことができ、特に中老年の方が長期的に飲むと体力の改善や病気の予防などが期待できます。

西洋人参の働き

働き

「余分な熱を冷まして体に潤いを与える」ことが西洋人参の働きの特徴です。
この涼性の特徴を活かし、以下のような症状の改善に用いられています。

症状改善
  • ・夏バテ
  • ・疲労
  • ・精神不安
  • ・イライラ
  • ・ストレス
  • ・のどの渇き
  • ・ほてりやのぼせ
  • ・寝汗

また現代の薬理研究で、西洋人参には、新陳代謝を活性化させ、血糖値を下げ、中性脂肪やコレステロールの分解排泄を促進し、免疫機能を高める作用があることが証明されており、以下のような病気治療や予防にも臨床で用いられています。

病気治療・予防
  • ・糖尿病
  • ・高血圧
  • ・更年期障害
  • ・心肺機能低下
  • ・抗がん剤や放射線の副作用による衰弱